福岡県宗像市の歯科医院 みずほ歯科クリニック 歯科、心療歯科、口腔外科、インプラント、ホワイトニング

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口臭の正体は

  •  口の中の食物残渣(食べかす)や様々な老廃物の多くは、舌の表面の微細な凹凸の中に埋もれる形で存在しています。そうした物質を細菌が分解して生成された、揮発性硫黄化合物(VSC)の中に含まれる硫黄ガスが口臭の原因となるものです。  

生理的口臭

  •  原因となる疾患がない口臭を生理的口臭といいます。生理的口臭には唾液の分泌量が関係しています。唾液には口の中の浄化作用や抗菌作用があるので、量が少なくなると自浄作用が低下して舌苔や歯垢がつきやすくなり、抗菌作用が低下すると細菌が増殖しやすくなります。
     たとえば、睡眠中は唾液の分泌が少なくなるために細菌が増殖しやすい環境にあります。そのような環境では、揮発性硫黄化合物(VSC)が多く産生されるため起床直後の口臭は強くなります。生理中や妊娠期間中に口臭が強くなることがありますが、これも同じ理由で説明できます。

  • 加齢に伴う口臭

     加齢に伴う唾液腺の萎縮により、70歳以上の高齢においては20歳代の約半分の唾液分泌量になります。また、薬の副作用により口腔内の乾燥を引き起こしている場合があります。唾液の分泌を抑制する副作用を持つ薬は、一部の降圧薬、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬、抗不安薬などです。

病的口臭

  •  原因となる疾患が明らかな口臭を病的口臭といいます。

  • 口腔由来の口臭

     歯周病は口臭症の約3分の1を占めるといわれています。歯周病とは歯と歯周組織の結合が破壊される疾患です。歯周病では出血や排膿が見られることがあり、揮発性硫黄化合物(VSC)の産生源となります。この他、歯髄組織まで感染した進行したう蝕症も口腔由来の口臭症の原因となります。
     いずれにしても原因疾患の治療が最優先となります。

  • 全身由来の口臭

     耳鼻咽喉疾患や呼吸器系疾患、一部の逆流性食道炎にみられます。子供の口臭には副鼻腔炎が原因になっていることがよくあります。
     この他に口腔乾燥症、シェ-グレン症候群なども原因となり得ます。